収穫時期 4月〜5月


(別名 ギョウジャニンニク、キトピロ)

ユリ科。高さ40〜70cmになる多年草。しばしば群生する。地下に鱗茎があり、長い花茎が出る。葉はスズラン型でつやがある。花は茎に先に多数の小花が球のような花火型につく。花弁やガク片の裏が薄紅色。食用。うまいが非常に臭いが強い。行者忍辱。行者が疲れをとるために用いたという。別名アイヌネギ。
北海道では平地に生え、湿った樹林内や、谷すじの礫地などに群生します。繁殖は遅く、発芽してから5〜6年間は毎年でる葉は1枚だけ。2枚の葉を出すようになるのに7〜8年かかり、花が咲くには10年もかかる。まさに北海道らしい、のんきに育つ植物です。群生を見つけても、なるべく掘り取りはやめて、若葉を10枚摘むぐらいに控えてほしいですね。4〜5月ごろ、まだ巻いている頃の若芽か、若葉を摘み、生のまま天ぷらに。花とつぼみは、天ぷらか、ゆでて二杯酢で食べる。最近ではこのギョウジャニンニクを入れた栄養ドリンクも販売されております。
アイヌ語源 ギョウジャニンニク=キトピロ


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生の調理 臭いの強さは元気の源!

若芽、若菜をつみ生のまま、天ぷら、油いため、汁の実なべ物やめん類の薬味として使用。ゆでておひたし、油いため、酢みそ和え、カラシあえ、卵とじ、あさり入りぬた。魚鱗茎はみそ漬け、油いため、揚げ物にします。

【あさり入りぬた】
材料:ギョウジャニンニク10枚・アサリのムキ身200g・白みそ80g・酒小さじ2杯・砂糖大さじ2杯・酢大さじ3杯・練りガラシ小さじ1杯
ギョウジャニンニクは熱湯に塩を入れて手厚くゆで、水にとり冷し、水気をよく絞り、2〜3cm位に切ります。アサリのムキ身は酒でいり、冷します。白みそ、砂糖、酢、練りカラシ、酒をよく混ぜ合わせ、この中にギョウジャニンニクとアサリのムキ身を入れてあえます。

【油いため】
ギョウジャニンニクは生のまま、または熱湯に塩を入れて手早くゆで、水にとり冷し、水気をよく絞り、2〜3cmに切り、油で炒めます。また肉も一緒に刻んでバター炒めもよし。

【卵とじ】
材料:酒大さじ1杯・砂糖大さじ2杯・醤油大さじ2杯・塩少々・だし汁または水カップ1杯・卵1個。ギョウジャニンニクは熱湯に塩を入れ手早くゆで、水にとり冷し、水気をよく絞り2〜3cmに切ります。鍋に酒、砂糖、醤油、塩、だし汁または水を入れて煮立て、この中にギョウジャニンニクを加えて煮汁が1/3位になったら、よくときほぐした卵を上からかき回しながら入れ火を止めます。

★栄養と効能 滋養強壮